食品以外にも既にオーガニックの認証があります。

 国内におけるオーガニック(有機)の認証基準は、食品では農林水産省の定める有機JASが最も有名です。
しかし、オーガニックは食品だけに限ったことではありません。私達が暮らしていく上で大切な衣・食・住にも
それぞれのオーガニックの基準があります。有機JASは国で定めるJAS法の規格であり、その認定を行うのは
農林水産省に申請して認可された民間の登録認定機関です。
  食品以外のオーガニックの認定は、我が国で民間機関が行っています。下の図をご覧下さい。食品以外は
民間機関が行っています。これは製品によって国の管轄省庁が異り、各省庁の考え方が違い、認定を行う省
庁と行わない省庁があるためです。コスメティックは厚生労働省の管轄ですが、アロマオイルは経済産業省の
管轄になります。現在、オーガニックコスメの認証機関は国内では日本オーガニックコスメティック協会以外にも出てきてるようです。近い将来、認定機関もっとも増えてくるものと思われます。そのときに、認定機関ごとに認定の基準が異なるようでは消費者が混乱してしまいます。オーガニックの基準は国際規格であり、国際的に通用するオーガニック基準を遵守するためには、国際基準であるCODEX規格やIFOAMのプログラムに基づいた生産基準に則らなければなりません。しかしここで重要なのは生産の基準はCODEX規格やIFOAMのプログラムに基づきますが、海外製品の国内流通にあっては食品と同じようの我が国の基準―有機JASに準じたものでなければならないことです。と同時に、成分は日本の薬事法に準拠したものでなければなりません。日本オーガニックコス
メティック協会ではCODEX規格やIFOAMのプログラム、有機JAS、薬事法等の規格・法律に準じて認証精査を行っています。
 

 

 

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