認証基準について

 

オーガニック基準

JOＣＯオーガニック基準の特徴は、国内流通製品にあっては、生産の原則は有 機JAS規格（有機農産物、有機畜産物、有機加工食品）に準拠している点です。海 外の製品にあってはIFOAM((国際有機農業推進連盟)基準に準拠していることも求 められます。

生産の原則：植物原料にあっては化学的に合成された肥料・の農薬・土壌改良材 を可能な限り使用しないことを基本として環境への負荷を出来るだけ低減した方法 によって栽培されたものであること。収穫、輸送、選別、調整、洗浄、貯蔵、包装な ど収穫以後の行程にあっては有機農産物の日本農林規格に準拠すること。動物由 来原料については当該動物が、環境保全と動物福祉に配慮して飼養されたもので あること。製造に際しては、有機原材料の特性を保持することを前提とし、製造・加 工の過程において化学的に合成された添加物及び薬剤の使用を避けることを基本 とし、製造、加工、包装、保管その他の行程にかかわる管理においても化学的に合 成された物質や洗浄剤、消毒剤などにより汚染されないように管理されていること。

その他、組み換え遺伝子技術を一切用いないこと。製品の開発や製造に当たって は動物実験を行わないこと。石油を原料とする化学合成物質は一切含まないこと。 石油系、植物系を問わず、合成界面活性剤は使用不可とする。

 

認証プログラム

認定プログラムは厚生労働省の定める化粧品基準、生物由来原料基準、化粧 品に配合可能な医薬品成分基準をクリアした上で、有機農産物・有機畜産物・有 機加工食品の日本農林規格及び薬事法、景品表示法、不正競争防止法等コンプ ライアンスが認められるもののする。認証された製品に対してはJOCOの定める認証 マークを発行します。

 

認定手続き： オーガニック・コスメティック製品の認証には、まず認証希望会社か ら申請書と必要書類・資料等を提出していただきます。提出資料にもとづいて、認 証委員会において審査を行い、適格と認められた場合に、認証書が発行され、認 証のタッグ、縫込みピスネーム、シールの必要枚数が有料にて発給されます。 認証の申請書と一緒に提出していただく書類や資料は次の通りです。

１）原材料が原産地（国内外）でオーガニック認定を受けたものであることの証明書 （適格な認証団体が発行　した認定書のコピーなど。）

２）製造工程についての書類及び成分表。各製造工程において定められた認証基準を遵守されて生産され　たことを証明するドキュメント及び製品の全成分表。

３）製品サンプル。認証する製品の実物サンプル及び容器組成物質名を提示していただきます。

４）認証製品の製造・販売会社にかかわる会社は、認証基準の徹底周知を図る必要がありますので原則とし　てJOCOの会員となっていただきます。

 

認証費用

認定費用については個別に対応させていただきますのでご相談はwebinfo@j-organiccosme.orgまでお問い合わせ下さい。

 

＊詳細についてては事務局にお問い合わせ下さい。電話でのお問い合わせには応じられませんのでご了承下さい。事務局　webinfo@j-organiccosme.org

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